9月になりましたが、まだまだ残暑厳しく、通勤途中の朝日も日差しが強いです。

朝、特に男性社員は通勤でかいた汗がワイシャツの背中に滲み、デスクにつくなりうちわで顔を扇いでいる姿を散見します。

では、皆さんは汗にいい汗と悪い汗があるのをご存知でしょうか。

汗をかくというと、運動やお風呂など、何かと健康的なイメージがありますが、実は悪い汗をかき続けることによって熱中症の危険が高まることがあります。本来身体の熱を発散してくれるはずの汗ですが、環境によっては体に悪影響を及ぼすこともあります。

汗は本来、純粋な水に近いものです。さらりとしていて、においもありません。

しかし、クーラーの効いたオフィスや部屋で長く過ごすことや、運動をしないなど、汗をかかない習慣が続くと、汗の出口である汗腺の機能の低下により、においのあるべとべととした汗をかくようになってしまいます。

これが悪い汗と呼ばれているものです。
では、いい汗と悪い汗はどう見分けたらいいのでしょうか。

汗の粒が小さく、さらりとしているのはいい汗です。
対して、大粒でべたべたしている汗は悪い汗です。

いい汗は肌の上ですぐに蒸発し気化熱で体温を下げますが、悪い汗は蒸発しにくく、いつまでも肌の上に残り、体温調節がうまく働きません。

いい汗はほとんど水に近い状態です。

これは汗腺が血管から汗の成分だけをくみ取り、水分だけを体外に出して、残りの成分を再吸収している働きをしているためです。
この機能が弱まると、老廃物や血管に再吸収されるはずの成分まで表皮に出てしまい、いろいろな成分が混ざっているため、べとべとしてにおいもします。これが悪い汗です。

この中にはミネラルや塩分も含まれているため、熱中症になりやすいです。
この悪い汗のかきかたには特徴があり、じんわり出てくるのではなく、どっと出てくる傾向があります。

なお、こうなると気になるのが制汗剤を使っても大丈夫か否かです。
女子社員の方なら特に気になるものです。

結論からいうと、脇と足の汗は抑えてもいいものです。
脇は常に両腕によって塞がれており、足も靴を履いていますから、発汗による気化熱の効能を期待できません。
ですのでにおいのもとになるこれらの汗は制汗剤で抑えても問題ありません。

いい汗と悪い汗については、いかに毎日汗腺を働かせているかにかかっています。

普段から運動や、規則正しい生活習慣を送ることで、いい汗を継続してかくことを心がけましょう。