祖母が生前よく申しておりました。
「してあげる。とさせてもらう。の違いわかるか?
してあげる。はあげてしまうのや、だから何も残らへん。
でもさせてもらう。はもらうんや。だから全部こっちに返ってくる。」と。

どんなに人のためにいいことをしても「してあげる」なんて高慢な気持ちでしていては、してもらった方も「大きなお世話!」や「自分でしたかったのに…」他にも「どんなお礼で返せばいいか…」

なんてかえって気を使わせたりしているのに「きちんとお礼をしてもらえない!」なんて憤慨する結果になりかねません。

ですが、「させてもらう」という気持ちでするとどんなに些細な事でもお互いが気分よくいられます。

自分がしたいから、この人を助けた。という気持ちでしてもらったフォローには嫌味もなく自然と感謝できます。自然と感謝してもらうから、自分の意志でしたことで喜んでもらえた!とまた喜べるのです。

マナーに厳しい現代ですが、色々なマナーにも元々はこういった謙虚な気持ち、相手を思いやる気持ちから作法が決まっていったと思います。

マナー違反だと指摘する人は「指摘をしてあげてる」こともしばしばある気がします。

マナー違反の人ですら「守らせてもらう」ような気持ちで暮らしていけばみんなが気持ちよく暮らせるのではないでしょうか?

まずは、今目の前にある仕事をさせてもらう。そして一緒に仕事をする皆さんを助けさせてもらう。
というような気持ちで仕事してみると今日1日を気持ちよく過ごせるかもしれません。