猫と一緒の生活をしていると、さまざまな気付きが得られます。

例えば、人間と一緒に生活をしていると、夜行性のはずの猫が昼行性になって、夜は同じ布団でともに眠るようになったり、

猫に話しかけてみると、人間の言葉を理解しているかのように鳴き声を上げてみたり、何か要求があれば自ら鳴き声を上げて行動で示したり、

猫は予想よりも感情表現が豊かで、自己主張をはっきりとしてくる動物だという事が分かってきます。

そうした何気ない猫の行動から、人と人とのコミュニケーションの仕方を学べるような気がしています。

相手に対して行動を起こしたら、その相手が行動を起こしてくれるというのは、当たり前にできる事のように感じますが、

相互のコミュニケーションが出来なければそれは不可能なことであり、相手の気持ちを測ろうとする思いがなければできない事なのだと思います。

猫は言葉を話すことはできませんから、人間に自らの気持ちを伝えようとする時、さまざまな方法を使って伝えようとしてきます。

その一生懸命さは、なんとも微笑ましく感じるのですが、

猫と人間が言葉を介さなくてもコミュニケーションができるとすれば、

人間どうしがコミュニケーションを測ることは、もっと容易いことなのではないでしょうか。

なぜなら、人間どうしならば、言葉を通して通じ合えて、表情などから感情が読み取れるからです。

人は、コミュニケーションを持ってお互いを理解し合えるのですから、相互のコミュニケーションを大切にして、より他者を尊重できると思います。

コミュニケーションを通して、違う考えの人物が居たとしても、否定するのではなく、

理解を示して、受け入れていくことが重要だと思います。

私は猫と生活する中で、そんな事を考えるようになりました。