私は家で使うボールペンをホームセンターで買っています。
昔ながらのキャップが付いた何の仕掛けもない一番簡単なもので事足りるのですが、最近はこの手のベーシックボールペンはあまりなく、コンビニでは売っていません。

ホームセンターでも数多あるボールペンのなかで、ベーシックボールペンは国産と中国製の二種類だけです。
この二品は価格が正に天と地ほど違います。国産品は一本売りに対し、中国製は十本でワンパックになのに、値段はあまり変わらないのです。

三年ぐらい前に、初めてこのベーシックボールペンを求めた時、こんなに安い中国製ってちゃんと書けるんだろうかと随分迷いました。
さんざん迷った末、大した金額でもないからと、思い切って初めて中国産を買いました。

使った書き具合はまずまずでした。もちろん国産の方が滑らかに書けますが、たまにメモに使う程度なので十分な使い心地でした。
ただ一つだけ欠点がありました。書き始めにインクが出ない事がしばしばあるのです。
二、三回クルクルと小さく円を描いてやるとすぐ出始めるので、まあ値段も値段だし、中国製はこんなもんかと思いました。

十本使い切るのに一年ほどかかりました。次の年、また中国産を買って、やはり書き始めのクルクルは変わりませんでした。
ところがまた一年後の今年、三度目に購入してビックリ。書き始めクルクルなしで最初からスムーズに書けるのです。

こんな所に中国産業の技術の進歩を感じてしまいました。大袈裟な様ですが、あちらこちらの細かい部分でこんな進歩が進行しているに違いありません。
かつての Made in Japan もそうでした。
将来、Made in Chine が、現在の Made in Japanに取って代わらないと誰が断言できるでしょうか。全く油断はできません。

ただ、この中国製ボールペン、書き味は改良されたのですが、透明ボディのくせにインクが減っても芯は黒いまま。
だからインクの残量が分かりません。まだ日本が一歩リードしている様です。