「上善は水のごとし」という言葉をご存じでしょうか?
この言葉は古代中国の思想家、老子の言葉です。

上善とは「最上の徳」という意味で、最もベストな状態は水のようなものだ、ということです。
水は人々の生活に欠かせないほど重要な存在でありながら自然と下へ下へと流れてゆくとても謙虚な物質で、これは人間が学ぶべきあり方だ、ということなのです。
ひとことで「水」といっても緩やかな流れの時もあれば濁流のような勢いとなることもあります。
自然の中に生息する動植物を広く包み込む優しさもありますが、逆に重い岩を動かしたり山を削ったりと何かを大きく変えてしまうような力も持っていたりするわけです。
このように柔軟でかつ力強い水の存在は私には仕事に取り組む姿勢としては勿論ですが、実生活においても理想に感じます。

自己主張をしすぎず自然に行動でき、時には臨機応変に、でありながら人の役にたっている、という、こんな人間になれたらどんなにいいだろうといつも考えます。

せめて、意地をはらず素直に生きようと思うのですが、これだけでもなかなか難しいときがあります。
わからない事をわからないと認めるのも恥ずかしいですし失敗が怖くて新しいチャレンジができずに後悔したり悔しかったり…自分のプライドの問題なのですがこんな考え方をしていたら当然いい結果は生まれません。

まずは水のようになんでも受け入れることが大切なんだろうなと思います。
受け入れた上で、柔軟に形を変えるもよし、勢いをつけて思うままに流れてみるもよし、変化を怖がらずに挑戦してみると新しい見え方が見えてくるのでしょう。

「水」のように柔軟に、仕事でもこの考え方で頑張っていきたいと思います。