先日、テレビを見ていると、食事をする3人家族が出演していました。するとまだ園児くらいの小どもが、「ママ、このギョーザ、おいしいね」と笑顔です。子どもが食べているギョーザは冷凍ギョーザで、ママの手作りギョーザではありません。すると「これはね、ママの手抜き料理っていうんだよ」と、話を聞いていたパパが口にしました。

その家族はパパ、ママ、息子の3人家族。両親は共働き、社内でも共働きのご家庭は多いのではないでしょうか。これはある日の夕食の話です。今回はギョーザのおかずについてですが、どこのご家庭でも、食事のメニューがきっかけで、雰囲気が悪くなったり、時にはけんかになったり…。そんな経験もあるかもしれません。

特に働くママの立場からすれば、聞き捨てならないところです。仕事から疲れて帰ってきて、一息つく間もなく食事の用意、子どもも喜ばせたい。

手を抜きたいわけでも、そうしたかったわけでもない。ママは手を抜いたのではなく、手間を省いただけなのです。そう、手抜きではなく、『手間抜き』というわけです。仕事と家庭の両立は大変ですが、女性の活躍がなければ、もはや社会活動は成り立たないと言えるでしょう。

いい仕事や成果を生み出すには、心の安定や充実が不可欠です。今日も一日の勤務を終えて、帰路を急ぐ姿が見られるでしょう。どうか今晩の食事のメニュー、例え『冷凍ギョーザ』が出ても、満面の笑みを浮かべ、口にいっぱい頬張って下さい。