諸君の中で「きょうじを持て」と言う言葉を使ったり、聞いたことはありますか?「矜持」の「矜」は誇りの意味です。

一昔前の社会では「プライドを維持する」、「誇りを保つ」事で他社との違いを引き出し、リードすることでした。
商品の差別化、イコール他社との差別化をしリードすることで給料、ボーナスにも反映したものでした。

現在の多様な時代は「勤労形態の違い」、「社内でのコミュニケーションの統一」、などあらゆることが煩雑になり、「何をもって誇りにするのか」わからなくなります。「わが社の社風を一言で言いなさい」、「充実したクラブ活動ですか」、「社歌は歌詞を覚えていますか」など君たち個々が所属しているでどういう社風に育っているのか、現在の会社にどう貢献するのか、もう一度考えておく必要があります。

古代中国の武士は矜持の「矜」の字、「矛の柄」を語源にしていると言われています。「矛の柄」を持っていることが誇りとされていました。現代社会においては「自分を制御する」、あるいは「自分をコントロール」する能力が不可欠で、ある意味で「矜持」に含まれると言っても過言ではないでしょう。「矜持」の他に「矜恃」がありますが、こちらは持つの手偏が立心偏に変わっていますが同じ意味で使われます。

話はもどりますが、「矜持」の意味に「慢心」という意味があります。「慢心」だけは君たちにもってもらいたくない感情です。「慢心」は企業の将来においても、舵取りを危うくさせてしまいます。一人一人が「会社にプライドを持ちながら」、「自分をコントロール」する能力を高めてください。