人は手間をかけるということに良い印象を持つ傾向にあります。
それはつまり、手間をかけたものほど良いものであるという実感を持ちやすいということなのです。

例えば、冷凍食品の食事と手料理の食事があって、2つとも同じくらい美味しいものだとしても、人は手料理の方に良い印象を持つのです。
そういう判断のメカニズムのようなものが人類全般に備わっており、よほど合理的な考え方ができる人以外は、手間をかけたものほど良いものと判断し、そちらに好印象を抱きやすいのです。

そういう習性が人間には備わっているのですが、それはビジネスでも応用ができるものだと思います。
手間をかけたものを好むというのは割と全般的に通用する価値観なので、自社製品やサービスなどにおいてアピールすべき部分がある程度集約できるのです。

どれだけ手間をかけて作ったか?尽力しているか?などを営業などで話すと、その部分に共感をする、好印象を持つ可能性が高まります。
少なからず手間をかけている部分というのは、どういう製品やサービスにもあると思うのです。
したがって、いろいろなアピールポイントがある中で、そういうところにも注目をしていき、相手に話していくと感じ方が変わる可能性があります。

私は営業などで他社の人間と話すとき、自社製品やサービスを売り込むきっかけになると思ったときには、製品やサービスの特徴や内容のみではなく、それにかかった手間や労力の面も伝えていきたいと思っているのです。