皆さんの日々の睡眠時間はどのくらいでしょうか?日本で働く人間のほとんどが、6〜7時間と答えており、全体のおよそ6割の社会人と言われています。
さて、この6〜7時間というのは適正な睡眠時間なのでしょうか?

それでは、世界規模のお話をします。世界的に見ると、日本で働く大人の睡眠時間ははるかに短いです。世界での労働者の平均睡眠時間は8時間を超えています。
日本人がいかに寝ていないかがよくわかりますね。

今回のお話では、この日本人特有の短い睡眠時間と、安全性について考えていこうと思っています。

まず、睡眠時間の少なさを「寝不足」と置き換えて考えて見ましょう。
医療機関で、寝不足の状態で作業をしてもらう実験を行ったデータがあります。「断眠実験(だんみんじっけん)」といい、一部、または全ての睡眠を絶った状態で作業をしてもらう実験です。
寝不足の状態の作業効率は、充分な睡眠を取れている状態と比べ、もちろん落ちているのですが、何より驚くべきことは「6時間睡眠のパフォーマンス能力と、不眠時のパフォーマンス能力はほぼ同じ」という結果です。
記憶・反応時間など、ほとんどの分野で6時間睡眠と不眠時は同じくらいのパフォーマンス能力と断定される結果が出ました。

日本人の平均睡眠時間の6〜7時間。これは徹夜状態の作業とほぼ同等で、危険と安全の綱渡り状態だといえます。

せめて、7時間以上は睡眠をとり、間一髪の安全性から抜け出す努力を心がけましょう。