さて、この季節になると日本にはプレゼント交換の習慣があります。海外では個人との結びつきによるクリスマスでプレゼント交換がありますが、日本には家と家の結びつきを確認するお歳暮のというプレゼント交換の行事があります。

この贈り物の習慣では、子供の頃はお菓子類が届くと喜びますが、大人にとって使い勝手がいいのは、そのような子供が喜ぶものではなく、油とか醤油とかとにかく日常的に使えるものがいいですよね。

私も子供の頃お歳暮が届くとお歳暮の箱を振ってみて、「石鹸だとか、ゼリーだとか、油だとか。」そのようなことをいいながら母に「このお歳暮開けていい。」などと聞いたものも今では懐かしい遠い記憶になってしまいました。

それはさておき、今はこの日本の贈り物の風習を踏襲しているのが企業の行なう株主優待だという風にはいえなくもないでしょうか。企業の行なう株主優待は企業は配当金と違い非課税なので、それを利用して企業は株主還元を行なっているのかもしれません。

ただ、企業が行なっている株主優待は結局のところ、企業のオーナーである株主の財布からお金を出して購入したものを株主に配っているだけですから、株主優待をもらうこちらとしましては結局自分でものを購入しているのと同じなので、株主優待が家に届いてもお歳暮のようにウキウキした気持ちにはならずに複雑な気持ちになります。

それでも、年末にハムなんかの株主優待が家に届くと家族が喜ぶので、この時期に届く株主優待は私にとって痛しかゆしです。