12月といえば多くの庶民にとっては多くの楽しみが重なる時期ですね。そうです。ボーナスと年末ジャンボ宝くじです。ボーナスをもらうと多くの人は趣味のものを買ったり、今までの支払いのローンを返済したりと何かともの入りの時期ですね。

そこに、あの大きな当せん金額が魅力な宝くじです。庶民はあれを購入して当せんが発表するまで大きな夢を見るのです。よく、少しばかり数学のできる人たちは宝くじに関して「宝くじは期待値がこれくらいだから買えば買うほど損をする。」といって、宝くじのことを「愚か者に課せられた税金」などと言ってあざ笑っている人もいます。

確かに、もし、自分の持っているお金のすべてを使って宝くじを購入していれば彼らの言っていることも宝くじを購入する人たちにはいい警告になるかもしれません。しかし、実際問題宝くじを購入する人というのは全財産を使って宝くじを購入するような人たちではなく、節度をもって宝くじを楽しんでいる人たちばかりです。

つまり、彼らは、宝くじに人生をかけてはいけないと警告を発するのではなく、宝くじを購入する人を「愚か者」と称してあざ笑うことによって、自分たちは彼らよりも高級で賢い人間だという風に考えて自分自身が宝くじ一枚さえ購入できない貧しい人間であることを棚に上げて、彼らの行為に対して論理的な整合性を保つことによって自分自身の溜飲を下げているだけなのです。

実は、彼らは自身もこのようなことは分かっているのですが、年末に世間が浮かれているのにもかかわらず、彼らにはそれに参加できる経済力がないので、とにかくただぼやいているだけなのです。