12月の大きなイベントと云えばクリスマスです。
考えてみると少し奇妙なのですが、何故キリスト教でもないのにクリスマスで盛り上がるのでしょう?
そもそもクリスマスはキリストの誕生日を祝う厳粛な宗教行事の筈ですよね。

ローマ時代以前にはギリシャ神話の神々の王であるゼウスが封印した自分の父親を冬至の時期だけ解き放つお祭りが催されていました。
これがクリスマスの起源だとする説が有力なんです。

それは、『サトゥルヌスのお祭り』と言われていて、身分に関係なく無礼講で楽しむものだったもののようでした。
そして、そのお祭りで冬至を越えれば徐々に春に向かうとされていたので長い冬を乗り切るために貯め込んだ食糧でご馳走を作って祝っていました。
この時に、親しい人たちの間で”ろうそく”や”人形”を交換しあっていたのです。

その後ローマ時代になってキリスト教を国教に定められました。
その時に異教徒の昔からの風習を否定して宗教抗争がおこる事を懸念したローマは『サトゥルヌスのお祭り』をクリスマスとして慣習化したのです。
つまり、クリスマスは異教徒の古い風習をキリスト教化させて存続させたものだったのです。

そもそも、まったく関係のないものを無理に引っ付けたのだから不自然なところが残っているのは仕方ないですよね。
因みに、日本にクリスマスが伝わったのは明治時代と言われています。

クリスマスの起源と言われる『サトゥルヌスのお祭り』は皆で楽しむお祭りなので多少は騒いでもよさそうですね。
今年のクリスマスにこんな雑学を披露したらちょっとだけ鼻タカさんになれるかもしれまんせんよ。