9月といえば、3月と並んで株主優待権利日の企業が目白押しの時期です。ですから、人にもよりますが株主優待クロス取引を行うために有給休暇使う人さえいます。株主優待をもらうためにはそれを実施している企業の株式を株主権利日に保有していないといけません。

ですから、多くの株主優待をもらう人というのは、基本的に現物株式を保有している人たちです。しかし、そのようなことはせず、株主優待を企業からもらおうとす不心得物がいるのです。彼らは、空売りと現物株式を組み合わせることによって、権利落ちによって生じる株価の下落を回避し、株主優待をもらうのです。

このような人たちのことを多く企業はよくは思っていないどころか、迷惑千万だと思っています。ですので、企業もこのような企業に対する「たかり」行為を是呈するためにあの手この手をとっています。

しかし、株主優待を取得するのに群がる人たちは、せっかくの企業の防衛策も、あの手この手を使って乗り越え、株主優待を合法的にもらっています。ただし、アメリカ企業では株主優待を行っていないにもかかわらず、どうして日本の企業は株主優待を行なうのか疑問に思った人も多くいるかもしれません。

しかし、今回はそのように思う皆さんに対する回答は私はあえて用意していません。どうして、私がこのように言うのでしょうか。それは、もう、皆さんは社会人として半年以上もたつのですから、何でも人に聞けば正しい答えがすぐに返ってくるという思考回路からそろそろ卒業して欲しい時期だと私は考えているからでせす。