健康維持のため、何かトレーニングでもやろうかと思っています。
例えば、腹筋や腕立て伏せを1日100回。
これ、運動慣れしていない人にとってはかなりハードな目標ですよね。

でも、「その100回を一度にやる必要はない」ってご存知でしたか?
1回セットあたり20回、それを1日5セットに分けてやれば、合計で100回になりますよね。
100回を一気にやっても、20回ずつ5セット、または10回ずつ10セットに分けても、同じだけの効果があるのだそうです。

さて、仕事や日常生活で少しまとまったお金が欲しい、時間が欲しいということはよくあります。
ですが、まとまった大きなものをいきなり確保するのは難しいものですよね。

自動車メーカーのスズキは、過去にこんなコンセプトを掲げていたことがあります。
「1部品1円、1グラム」
車1台で4万円の値下げをしたり、4キロの軽量化をしようと考えると大変なように思えます。
でも、1台につき4万点の部品が使われていると考えた場合、「部品1つを1円安く、部品ひとつで1グラム軽く」することは可能ですよね。
このように小さな節約を積み重ねながら、驚異的な価格と車重で「スズキの軽自動車」を一躍有名にしたのです。

皆さんが普段仕事をしているとき、「この作業をあと1秒短縮出来たら」「ここのコストをあと1円減らせたら」などと考えたことがあるでしょうか?
1秒や1円などといった些細な数字は、目の前に山積みになっているノルマと比べたら大したことないように思いがちではないでしょうか。
使うものの置き場所を決める時、身体の動きや手の動く範囲を考慮しながらこまめに位置をずらしてやると、コンマ数秒、あるいは1秒以上の時間短縮に繋がることもあります。

電気機器のオンオフについても、可能な限りコンセントを小まめに抜き差しする工夫は家庭内でもよくやりますよね。
業務用の大型機械では、初回起動時に最も電力消費量がかかることを考慮し、電源投入のタイミングをずらすことで電気料金を減らせる場合もあります。
毎日当たり前のように繰り返している作業を見直すことは、「1秒1円の節約が出来るチャンス」なのです。
それが今後数カ月、数年といった単位で蓄積されれば、将来的には数時間単位の時間節約になるかも知れない。
そしてやがては数十万円、あるいは数百万円規模のコスト削減に繋がるかも知れない……

「取るに足らない小さなことを放っておく」のではなく、「取るに足らない小さなことこそ確実にクリアしていきたい」。
そんな考え方が尊重される雰囲気を、皆で作り上げていきましょう。