人間は合理的に行動するはずだという考えが根底にあるのが経済学ですが、人間は常に合理的に動くとは限りません。
合理性よりも自身の感情の部分を優先することがあるのですが、その点を踏まえて考えたのが行動経済学という学問です。

人間の不完全な部分に注目したのがこの行動経済学ですけど、ビジネスにおいては消費者のこういった不完全な心理面を理解しておかないといけません。
常に合理的な生き物であると勘違いすると、消費者のニーズを読み間違えることがあるのです。

例えば、日本がバブル期には特にそうですけど、高いモノほど売れるという現象が起きることがあります。
やはり高いものを買える自分に優越感や自己陶酔のような気分があるのでしょうけど、お金に余裕があれば、安くて良いものではなく、高いものを欲しがるという傾向が生まれるのです。

高いモノを優先的に欲しがる気持ちというのは、合理的な考え方とは言えないと思います。
しかし、人間は状況によってはそういった考え方をするときがあるので、世の中の状況を分析し、今多くの消費者はどういう優先順位で商品を買おうとしているのか?を見極めないといけません。

そして、そういった分析のもとで企画からマーケティングを行っていく必要があります。
会社の業務の本当に基礎になる部分であり、消費者が何を求めているのか?のニーズにかかわる問題ですから、すべての社員が考えていかないといけませんし、私自身も合理的、感情的いずれの側面においても、常にニーズは存在するということを頭に入れておきたいと思いました。