プロ野球が始まって早2ヶ月が経とうとしています。さて今年も恒例のセ・パ交流戦がが始まることになりますが、今年はどの選手が、あるいはどのチームが良い成績を残すことになるでしょうか。今では当たり前のように行われているセ・パ交流戦は、実はそれほど歴史があるわけではなく、第1回目は2005年でした。ですから今年2019年で15年目ということになります。過去11勝4敗でパ・リーグのチームが最優秀勝率を挙げ、セ・リーグの分が悪いという結果が残っています。

かつて、昭和時代あたりですが人気のセ・リーグ、実力のパ・リーグと呼ばれていた時代がありました。これは夏にあるオールスター戦の戦績から言われたことで、当時テレビ中継があまりされなかったパリーグの選手が、必ずテレビ中継があるオールスター戦で発奮してよく活躍したことからそう呼ばれるようになったと考えられます。交流戦はセ・リーグ、パ・リーグ関係なく均等にテレビ中継があるわけですからこれが理由とは考えにくいです。もちろん交流戦とはいえ、ペナントレースの戦績に加わるのですから、手を抜いているとも言えません。

一番の要因といわれているのがDH制の存在です。パ・リーグはペナントレース中の試合では投手がバッターボックスに入らず、他の打撃専門のバッターが打つことになります。セ・リーグはこの制度がなく、打撃を期待されない投手もバッターボックスに入ることになります。パ・リーグのチームは9人の高い打撃成績残さないバッターを9人育成しないとならないのに対し、セ・リーグは8人なのです。わずか1人の差ですが、これが打撃力の蓄積の差となって、勝率に表われているのではないかと考えられています。また投手はバッターボックスに入らないためエネルギーを消耗せず、完投数も高くなっています。このことからもDH制の差が、徐々にチーム戦力の差となって現われているのではないかと考えられているのです。

しかしセ・パ交流線は、普段全く「打つ」ことがない投手がバッターボックスに入ることがセ・リーグ主催の試合ではあります。こんなところなども、セ・パ交流戦の見どころの1つではないかと思い、今日のスピーチといたします。ご清聴有難うございました。