イラッとしたときに、その怒りを爆発させないようにする衝動コントロール法はいくつかあります。が、知っていたところで中々実践できないという方は、多いのではないでしょうか。

「知識として頭にはあるけど、実践してる余裕なんてない」。それが大半の方の本音でしょう。では、どうすればせっかく覚えた知識を活かせるのでしょうか? そのためには、ちょっとしたことではイラッとしないメンタルを身につける必要があります。そう、巷に溢れる怒りを爆発させないコツは、まず動じないメンタルありきなのです。

怒りに振り回されないメンタルをつくるファーストステップ。それは、語彙力を増やすことです。意外に思った方もいるでしょう。確かに、一見接点があるようには思えません。

さて、唐突ですが皆さんは怒りを表現する言葉をいくつ知っていますか。腹を立てる、立腹する、憤る、堪忍袋の緒が切れる──他にも色々ありますが、「ムカつく!」くらいしか思い浮かばなかったという方は要注意ですよ。

怒りを表す言葉を知らない、バリエーションが少ないとはどういうことかというと、それだけ相手に怒りを上手く伝えられないということです。上手く伝えられないから、怒鳴ったり、過剰に強い言葉を使ったり、最悪手を上げたりしてしまうのです。

語彙力があれば、自分がどのくらい怒っているのか、何に対して怒っているのかをきちんと相手に伝えることができます。言葉の数を知らない、表現方法が乏しいという事実が人間関係に亀裂を作ってしまうのです。

自分の気持ちを上手く表現するために、日頃から語彙を増やす努力をしましょう。読書はもちろん、今日あった出来事に対する不満をひたすら紙に書き記すというのもおすすめです。

とにかく活字に触れる機会を習慣化しましょう。すると、自然とイラッとする回数が減った自分に気付くはずですよ。