肺ガンが増えています。

肺ガンというとタバコが原因と考えられがちです。
実際に喫煙者が多い男性の場合、ガンによる死亡原因の第1位が肺ガンです。
女性でも肺ガンには第2位となっています。

また、肺ガンになった人のうち、男性の40%、女性では70%がタバコを吸わない非喫煙者でした。

喫煙者と非喫煙者では肺ガンの種類に違いがあり、喫煙者には扁平上皮ガンなどにかかりやすく、非喫煙者は肺腺ガンなどにかかりやすいのです。

肺腺ガンは、肺の奥の方にガンができるために咳や痰の初期症状が出にくく、早期発見がし難いのです。
なので、見つかった時にはかなり進行していて転移が起きていることも珍しくないようです。

なぜ、タバコを吸わないのに肺ガンになってしますのでしょうか。
原因のひとつとして大気汚染が考えられています。

光化学スモッグが多発した昭和の高度成長期なら、この理由も納得できますが、当時に比べて今はかなり大気も綺麗になっているように思えますが、山や森林などに行くと、とても空気が綺麗なのが実感できます。

やはり、いつも吸っている空気はだいぶ汚れているのでしょうね。

もう1つの原因として、エストロゲンの過剰分泌が挙げられています。

確かに、月経期間が昔より伸びていて現代の女性は、昔に比べて女性ホルモンであるエストロゲンの影響を長く受けていると思われます。

なので、女性に肺ガンが増えている原因としてエストロゲンの影響は確かにあるのではないかと思います。

肺ガンの予防として、大豆のイソフラボンが注目されています。

大豆に含まれるイソフラボンは、エストロゲンと構造が似ているので何かエストロゲンの作用に影響を及ぼしている可能性があります。

イソフラボンと肺ガンについて7万人以上の人を対象にして調査した結果、イソフラボン摂取量が低いと肺ガンになり易いことが分かりました。

イソフラボン摂取量が低いグループと高いグループでは明らかに差があり、高いグループの非喫煙者では女性で67%、男性で47%と肺ガンのリスクが低下していました。

ただ、喫煙者ではイソフラボン量に関わらず同様でした。
これは、イソフラボンの影響よりも喫煙の影響が強いためとも考えられます。

このイソフラボン摂取量の高いグループの1日の摂取量は48ミリグラムでした。
イソフラボン48ミリグラムは、豆腐ならば半丁程度、納豆なら1パック強、豆乳ならコップ1杯程度となります。

タバコを吸わないで、あるいは禁煙してイソフラボンを摂取すれば肺ガンのリスクが大きく下がるのです。
これからの肺ガン対策に大豆を摂取してはいかがでしょうか。