ペットというのは、飼い主にとってはただの生き物ではありません。大好きな友であり、家族です。
ペットを飼った人は大体の人が「この子がいてくれて幸せだ」と思います。
それだけでもペットを飼うのは幸せなことですが、他にも良いことがあります。

まずはもちろん、「癒し」です。虫だろうと魚だろうと動物だろうと、どんな生き物でもだんだん愛着が湧いてくるものです。
果ては、見ているだけでなんだか癒されるようになります。様々なストレスや、日ごろの嫌なことがどうでもよくなってくる。
ペットは生きているマイナスイオンといっても過言ではありません。生き物を飼ったことのある人なら経験があるかもしれませんね。

しかし、もうひとつとても良いことがあるのをご存知でしょうか。
それは、「家族が仲良くなる」ということです。もちろん、日ごろから仲の良い家族はよりいっそう仲良くなります。
それよりもすごいのは、ギクシャクしている家族でも仲良くなる可能性があるということです。

例えば私の両親は、ある時期全然口を効かないことがありました。子供の私はそろそろ離婚でも言い出すのではないかと心配していました。
そんな時、知人が生まれた子犬の貰い手を探しているというので、一匹引き取ることにしました。
すると、最低限のことしか会話をしなかった両親が、犬の話題で喋るようになったのです。

はじめは犬のしつけなどで喧嘩をするかと思いましたがまったくそんなこともなく、
犬に着せる服や餌、生活用品、新しいおもちゃなどについて二人で話をして買うようになりました。
散歩は二人で出るようになりました。ドッグランへ連れていきたいと、出かけるようにもなりました。今ではかつての冷戦状態はどこへやら、です。

この変化にはびっくりしたのですが、今になって考えてみると、犬という新しい家族ができたことで、
お互いがお互いに感じていた不満やストレスが薄れたのではないかと思います。
犬に気持ちを向けることで、相手のことがあまり気にならなくなったのではないかと。

実際にペットを飼うことは、ストレスを軽減する効果があることが医学的にも証明されています。
その他にも血圧を下げてくれたり、散歩に行くことで運動になったり、様々な効果が立証されているそうです。

ペットを飼うには金銭や住んでいる環境の問題、生き物を飼うことに対しての責任と覚悟が必要ですが、その先には幸せな生活が待っていることでしょう。