働き方改革が叫ばれて久しい今日この頃ですが、ビジネスパーソン一人一人の時間の効率化も問われている時代だと思います。

ある会社は、定時は決まっているにもかかわらず「自分の業務が終われば早く帰って良い」という制度を導入しているそうです。
またスポーツ用品販売のある会社は、「週休3日制」をいち早く導入していると聞きました。スポーツやレジャーを扱う業界であるからこそ、「遊ぶ」ことを大切にしてほしいという会社の方針によるものだとのことです。

日々忙しく働いている私たちにとっては、うらやましくもある制度ですね。

この2つの会社に共通する考え方は、一見すると「もっと休みを増やそう」「もっと残業を減らそう」という、「仕事時間を減らす」ためとも見ることができますが、最も大切なのは、「仕事時間を減らす」=「時間内に業務を終わらせる」ための、時間の使い方を根本的に見直そうということでしょう。

会社を出なければならない時間が決まっているとき、PCを使える時間が決まっているとき、みなさんならどうしますか?
その時間までに必ず仕上げなければならない仕事、どうすればそれが時間内に終わるかを真っ先に考えるでしょう。

仕事は、いつまでにやらなければいけないか、その仕事の結果を待っている人がどれくらいいるか、どれくらいの重要度を持つかなど、それぞれの性質から優先順位が異なるものです。優先順位を確実に見極めて、限られた時間の中で確実に遂行する必要があります。

だって、時間が限られているから。

「時間が限られている」時には、人はどうすれば効率よく仕事が進められるかを考えるのです。
では、「人生」という大きな枠組みで見たときに、時間は無限でしょうか。

私たちはとかく、毎日の仕事の中で時間が足りない、足りないから残業するほかない、休日を削るほかないなどと考えがちですが、本来仕事の時間は限られているものなのです。仕事以外の時間に仕事をしないために、どのように仕事を進めるべきか。

業務量は適正なのか。誰かに頼める仕事はないか。
わからないことを調べ続けるより、誰かに聞いて解決してもらう方が早いのではないか。
仕事をするための環境は整っているか。必要なものがすぐ手に取れるか。

もちろん一人だけで解決できるものではなく、職場全体で考えなければならない課題ではありますが、
限られた時間の中で、最大限のパフォーマンスを発揮するためのヒントはたくさんあります。

時間が足りない=残業をする、時間を犠牲にすることではなく、みなさんの限られた時間を大切にするために、効率化について一人一人が真剣に考えるべき時期に来ていると思います。