本日は、私の好きな言葉を紹介させていただきます。

私は「人間だもの」で有名な、相田みつをさんを尊敬しています。
相田さんはたくさんの感動する言葉を残されていますが、その中でも私が印象に残った言葉です。

その言葉の始まりは

「花はただ咲く ただひたすらに」

この始まりからは、自然の素晴らしさ、花の美しさを表現しているように感じました。ただひたすらに という表現から、咲く という行為に対して懸命な、当たり前の事に対して実直な姿を肯定しているように感じました。

ところが、この言葉の続きは、

「ただ になれない人間のわたし」

とあります。

これは解釈次第では人間を否定し、あたりまえの事ができない醜い生き物、と表現しているようにも思います。ただ、私は相田さんの別の言葉、
「つまずいたっていいじゃないか 人間だもの」
にも通じる、その醜い事も含めた複雑なことが人間という生き物の魅力なんではないか、とも感じました。

当たり前の事を実直にする、ただひたすらにする。その事ができない人間のわたし。

自分を自虐的に表現している、ともとれますが、自然とは違う複雑な悩み、葛藤、苦しみ、そういった過程を乗り越えて最終的にやり抜く、それが人間なのではないかと私は解釈しました。

たった二行の詞にここまで想像してしまう私は、変わった人間かもしれません。
ただ、これっぽっちの詞にも真剣に考え、いろいろ悩み、解釈を考える姿が人間の良いところではないか、と考えさせられた、奥深い言葉と思い紹介させていただきました。もし皆さんの中で違う見解の方がいらっしゃいましたら、ぜひご意見を聞かせてください。