近年、アジア諸国の人たちと一緒に仕事をすることが増えてきました。

みなさんのまわりにも、アジア諸国の人たちが多くいることでしょう。

さて、ビジネスで大切なのが時間管理ですが、多国籍国家となった日本では、その点についてどうアプローチしていくべきでしょうか。

人によっては、日本の美徳は時間厳守であり、兵隊のように厳しくあることが会社の秩序であると信じて疑わない人もいます。

私自身、若い頃は企業の戦士として、遅刻をする部下や後輩を怒鳴り散らしていたこともあります。

しかし、最近は怒鳴ることをしなくなりました。

なぜかというと、国際社会においては、日本ほど時間を正確に守ろうとする人々は少ないからです。

特にさまざまなアジア諸国の人と一緒に仕事をする場合、彼らの常識と我々の常識がかみ合わないことが往々にしてあります。

納期とは厳守すべきであるというこちらの常識が、彼らの国ではそうではないことがありのです。

こんなとき、キレるのが適切かと言われると、必ずしもそうではないと考えます。

時間管理をするにあたり、お互いの認識を確認し、妥協可能な点と、どうしても守ってもらわなくては困る点を、相手に理解させるというのもひとつのスキルなのです。

日本人である我々は、国際社会で、時間管理ができるということの素晴らしさを身をもって示していくことが大切です。

そのため、できない人を怒鳴るのではなく、相手にも理解できるように根気強く説明し、時間を守ってもらうという心がけも必要だと思います。