突然ですが、みなさん「ピンク色の象」の話をご存知ですか?簡単に説明すると、「脳は否定語を理解できない」という話です。
実際にやってみましょう。私が今から言うことをやってみてください。
「ピンク色の象を、イメージしないでください。」

どうでしょう。ピンク色の象をイメージしないことができた方、いらっしゃいますか?おそらくいないと思います。これは、「ピンク色の象」という単語が出た瞬間、脳がその言葉をイメージしてしまうからです。そのため、ピンク色の象という単語を言ったあとに「イメージしないでください」という否定語を言ってもできません。つまり、脳みそは否定語を理解できないのです。

この脳の習性は、日々の業務などにも影響を与えると思います。例えば「ミスをするな」「無礼なことをしてはいけない」という注意の仕方をするとします。しかし、脳は「ミス」「無礼なこと」という言葉だけ捕らえてしまい、その言葉を否定することができません。「ミス」「無礼」を必要以上に意識してしまい、結果として失敗に繋がることがあるのです。

ですので、何か注意すべきこと、伝えるべき事項があるときは肯定的に言うことが大切です。「ミスをするな」ではなく「成功させましょう」、「無礼なことをしてはいけない」ではなく「丁寧な対応をしよう」など、肯定的な言葉に置き換えてみるのです。
そうすることで、脳は理想とする状態を明確にイメージすることができます。その結果、業務もはかどるのではないでしょうか。

肯定的な言葉を使うこと、みなさんも意識してみてください。