最近、クトゥルー神話が一般的になってきましたね。

若い人の中でも、クトゥルー神話をモチーフにしたアニメやゲームが楽しまれているとのことで、楽しいことだと思います。

クトゥルー神話の原作者といえるラブクラフトは、「宇宙的恐怖」という名言を残しました。

この、宇宙的恐怖というものが何なのか、物議をかもし、いままで多くの人が、自分の思う宇宙的恐怖を表現するきっかけとなってきました。

恐怖、というと、私たちは悪いもののようにとらえがちですが、恐怖は悪いことばかりではないと思います。

宇宙への恐怖とは、言いかえれば、自分におよびもつかないものへの畏怖の心だということもできます。

近年は科学が進歩し、何がなんだかわからないというものは少なくなってきたように見えます。

しかし、科学で解明されていることなど実際はわずかであり、現実には、わけがわからないことはたくさんあります。

未知なる生物、未知なる場所へのおそれとあこがれが、宇宙的恐怖という言葉には集約されているのではないでしょうか。

冬にうちにこもりながら、もしくは暑い夏の深夜、はたまた、春や秋のぬるい気温の中、空を見上げながら、近しい人たちと、自分はどんなことに宇宙的恐怖を感じるか語ってみるというのも面白いことだと考えます。

何に恐怖を感じるかというのは、その人の人間性を表している面があると思います。

恐怖を克服するのではなく、恐怖は恐怖のまま、楽しんでしまうというのも、ありではないかと思います。