「やりたくないことがある時、自分が変わるか、今いる環境を変えるしかない」

そういわれたのは、大学2年生の秋でした。
あれから、10年たつ今でも、いまだ忘れられない先輩の言葉です。

高校ではちょっと上手なもので大学に進学した私。
大学に入り、上には上がいること初めて知ることになりました。
中の下であった私。先輩には、「この子は4年間もたない」とうわさされるほど。

一日一日、周囲についていくのが精いっぱいで、
「なぜ私はここの大学を選んだのか」
「なぜ私はここにいるのか」
自問自答の毎日でした。

そんな中の出来事です。

大学2年生の秋、大学で遠征に行くことになった時でした。
あまりのできなさに、監督に
「ほんとうにそれでいいのか?」
という問い。
メンバーの中でたくさんの温度差を感じたのでしょう。
やる気のない人
一生懸命やる人
ただなんとなくいる人
辞めたいと思ってる人

私は、「やめたい」と思いながらも「いや、頑張りたい」と葛藤の中にいた人間だったと思います。

その日のうちに、ミーティングが開かれ
いろんな意見が飛び交う中
ある4年生の先輩が言ったのです。

「やりたくないとか、やりたいとかではなく、
与えられたチャンスと目の前にあることを一生懸命こなすことが一番大切ではないか?
それが嫌と思うなら、ここを辞めて別の道に進むか 自分を変えていくしかないのでは?」

それを聞いた私は、「ハッ」とさせられました。
毎日嫌だなぁ
やりたくない
そればかり考えていた私。

だけれど、ここを去るという勇気もなければ、変わる努力すらいない。
そして、ただ毎日無駄に過ごし、愚痴をもらすだけのずるい人間だったと気づかされました。

今私は大学を卒業し
社会にでて、仕事を自分で選択し毎日を過ごしています。

仕事は楽しいことばかりではありません。
だけど、そのとき思い出すのです。
この先輩の一言を。
愚痴をもらすくらいなら
環境を変えるか、自分が変わるしかない。
環境を変えることはかなり難しいことだけれど、自分が少し変わることはとても簡単なことです。

朝5分早く起きる
あいさつを少しだけ大きくする
一日10回は感謝を伝える

できることから、始めましょう。
そうすれば必ず環境は変わってくるはずです。

そう信じて毎日を過ごしていきたいと思います。