今日はハインリヒの法則についてお話ししたいと思います。

ハインリヒの法則を御存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、知らない方にはここで覚えていただき、知っている方にはもう一度、ご自分の業務の中でハインリヒの法則が当てはめた時、危険がないか、これで本当に良いのかを確認していただければ幸いです。

さて、ハインリヒの法則とは、簡単に言えば「チリも積もれば山となる」という、ことわざが、重大な事故や大きな支障には前兆があり、それらを見逃し続ければ、労災事故や死亡事故、ユーザー様(取引先)に大きなご迷惑をおかけする結果となる、という事を表した法則です。

例えば、業務を行う皆さんの担当箇所や通路などにゴミが落ちていて、誰かが足を引っかけて転ぶかもしれない状況の時、仕事を優先するか、ごみを片付けるか、皆さんならどちらを選ぶでしょうか。

もちろん、ごみの散乱具合や作業の進捗状況など、考えななければいけない事は沢山ありますが、誰かが転ぶ危険性も考慮しなければいけません。この場合、事故の未然防止はあらゆる状況であっても優先事項であることは言うまでもありません。また同時に、整理整頓とは、優先すべき重要な業務であるとも言えます。

皆さんは状況に応じて適切な対応をしているかと思いますが、重要な書類や部品が無造作に置かれていたり、自分だけしか知らない情報や申し送りがあった時、うっかり忘れそうになってヒヤリとしたり、申し送りが伝わっているか分からずにハッとして確認したりという事は、誰しもが経験してるかと思います。

ハインリヒの法則とは、それらのヒヤリハットが300件あれば、そのうちの30個はちょっとした事故やクレーム案件となってしまう。さらにはその30件のうち一つは重大な死亡事故や事件にまで発展してしまうという法則です。

ヒヤリハットは事前に防げます。危なかったと思うだけではなく、また同じミスをしないようにするにはどうしたら良いか。他の人が同じ思いをしないよう、分かりやすくするにはどうしたら良いか。常に改善と安全性を心がけて、効率的な業務を行えるよう皆さんのご協力をお願いしたいと思います。

どうぞよろしくお願い致します。