子供の頃、私だけではなく、友達みんながけん玉を持っていました。 
夢中になって遊んでいたけん玉には、曲芸のような技や、高難度のスゴ技など3万以上もあり、一生懸命練習していました。
現在、そんなけん玉が世界的なブームになっています。

遊びだけではなく、集中力を高めてくれるけん玉は、スポーツ選手のほか、授業の合間に取り入れている小学校もあるくらい注目を集めています。
集中力が最も高まることが科学的に証明されているのが、けん玉の「もしかめ」という技です。
日本の有名な童謡「うさぎとかめ」の「もしもしかめよかめさんよ・・・」のリズムに合わせ、大皿と中皿に交互に玉を乗せる「もしかめ」の技は、けん玉の基本です。
集中力を高めるポイントは、技の難易度と脳の活動に関係があります。
スゴ技などの高難度の技に挑むと、脳の前頭前野の活動が活発になり過ぎ集中できなくなりますが、基本の技は、活動が抑えられ脳がひとつのことに集中している状態になります。
けん玉の基本の技を何度も繰り返すうちに慣れ、集中している状態を覚えた脳は、けん玉以外のことでも、集中した状態に切り替えやすくなります。

選手権やタイトルせんなどがあり、「日本」と思いがちなけん玉の発祥は、意外なことにフランスで、江戸時代の頃日本に伝わりました。
集中力を高めてくれるのに役立つけん玉を取り入れているスポーツ選手が、輝かしい成績を収めているように、楽しみながらけん玉を習得するうちに、集中力を養い、仕事などの日常生活に活かしたいものです。