うちの親が資格を取得するのが趣味、とは言いませんがかなり好きなのは事実です。
なので子供の頃から、お前も資格の1つや2つは取っておきなさい、とよく言われたものです。

言われたからでもないですが、高校時代から何となくじゃあ資格をとってみようじゃないか、と思うようになったのです。
最初は、学校以外でまた勉強なんてと思っていたのですが、やり始めるとそこそこ面白く、また自分の興味のあるものを選んだので楽しくなってきました。
親も喜んで、お金を出してくれたものです。

1つ取ってみるとこれは面白いかもと、また1つまた1つと段々と増えていったのです。
いくつもの資格の勉強が同時進行できるほど器用ではありませんので、1度に1つずつでしたが大学の卒業時には結構な数の資格を取得できました。

さてその後この会社に入ってふと気がついたんですが、学生時代にあれだけ取っておいた資格、考えてみたら今の仕事とまるで縁がないんです。
つまり、1つも役立っていないということです。

それに気がついた時にはいささか虚しくなりました。
単にトロフィーのように、資格をひたすら集めただけではないか、実用のための資格なのに何の役にもたっていないと、悲しくさえなりました。

しかしよくよく考えてみれば、資格というものだけでなく、それを取ろうとして勉強もしたわけで、それだけの知識を得ることも出来たのです。
そしてこの先の人生、この集めた資格と知識が、役に立たないとは誰にも言えないのですね。

いつか役に立つだろう資格の数々、その知識を失わないようにすることが、現在自分にできることだと思っています。
まあ何よりも、多くの資格取得のためのお金を出してくれた親には、感謝の言葉しかありません。