「運が悪い」とか、「運が悪かった」という言葉を何気なく使っている人がいると思います。
運というのは、実体として観察しづらいものであり、人間が独自に作り出した概念です。

したがって、そもそも運というものが本当に存在しているのか?特定の状況を運と呼んでいいのか?に関して疑問なのです。
そして、運という言葉を使うと、因果関係を否定してしまうことになるのではないでしょうか?

何かしらの失敗をしたときに、いい結果が出なかったときに運が悪かったという表現を使うことがあると思います。
しかし、その失敗には因果関係はなかったのか?というと、絶対にあるはずです。
つまり、運が悪かったで済ましてしまうと、失敗につながった原因を見過ごすことにつながるのです。

運が悪かったで済まさない人は、何で今回は上手くいかなかったんだろう?と検証をして、失敗につながった因果関係を分析し、原因を突き止めますから、次失敗する確率を下げられると思います。
運が悪かったと考えないことで、実は次につながるというメリットを見出すことが可能なのではないでしょうか?
運が悪かったと考える理由としては、自分が悪いとは認めたがらない心理がどこにあるのだと思います。

そういう心理が生まれてしまうこと自体は理解ができますけど、優秀なビジネスマンでいるためには因果関係を見出せる部分については、自分のミスを認めることも必要でしょう。
私は物事が上手くいかなかったとき、そのときには運という言葉を使いたくないですし、使わないで自分自身に原因を求めて、それを改善していくという姿勢でいたいと思っています。