何かを言えば必ず「だって、だって。」と言い返してくる人はいます。例えば部下の成果がよくないので、それで部下を呼び出してそのことを言うと部下は多くの場合何らかの弁解をしてきます。

彼らには彼らなりの理由があってそのような結果になったことを伝えれば、こちらもその理由に納得してくれてその場は収まると思っているのでしょうか。しかし、こちらの要求は何か相手が言い訳をすることを期待しているのではなく、しっかりとした成果を期待しているのです。

このようの多くの人というのは成果を出すよりもその場を取り繕った方が楽なことをよく知っているので、そのような態度で大人になった人というのは常に言い訳をします。

しかし、本物の人物というのは言い訳をしません。なぜならば、いくら言い訳を想像力豊かに考えだしたとしても、結果が変わることがないことを彼らは知っているからです。

例えば、ある試験に落第した人がいて、一人の人はその試験に落ちてしまった理由を雄弁に語ったとします。もう一人は、落ちたことに関してはどうして落ちたのかを分分析してもそれを誰かに語ることはありません。なぜならば、そのような人は世間というものは敗者の話などの興味はなく、勝者の話しか興味がないということを心得ているからです。

そして、なぜそのようなことを彼は知っているのかといえば、彼は今まで勝者だったからです。

もしこれから、ひとかどの人間になりたいと思ったら、言い訳することをすぐにやめなければならないのです。