毎日洗髪しているのに、朝、枕元にフケが落ちるようになって数年たちます。
最初は頭皮の一部がかゆかったので、専用のシャンプーを使っていて、洗髪中も指通り滑らかで、乾かした後の頭皮はしっとりしていました。
しかし、寝ている間に時折、頭皮をかいているときがありました。
昼間は仕事をしているので気がまぎれているのですが、朝、起きたばかりの時、自然に頭に手が行き、同じ場所をかいていることがあり、時には爪を立てていました。
次第に、かゆみが強くなる日もあって、特にイライラしていると、無意識に手が言っていくようになっていました。

この時、通販で見つけたオーガニックシャンプーに変えました。
口コミがよかったので、直接ショップに行き、店員さんに頭皮状態を確認してもらい、ちょっと価格が高いと思ったのですが購入しました。
香りは爽やかで泡立ちはソフト、きめは少し荒く、前の商品に比べると控えめでした。
でも泡が少ない分、頭皮まで指がしっかり触れるので、かゆみに合わせて洗う力を変えながら洗えるのはとてもよかったのです。
そんな風に使うようになって、シャンプーの本数も3本も使っていると、かゆみ、フケが落ち着いてきました。

ところがしばらくすると、また同じところがかゆくなってきたので、皮膚科にかかり、その時「脂漏性しっしん」と言われて、脂っこい食べ物を控え、薬も付けるように言われました。
しかし、顔にも赤くかゆい部分が出てきて、薬はステロイドに変わり、肘や膝のすれやすい部分にも、かゆみが強いしっしんができ、それが集合体みたいになって盛り上がり、ひどくなると皮がむけた状態になりました。

それが、半年間続いて、別な病院に入院をした際、医師から、皮膚の生まれ変わりが部分的に異常に早い免疫疾患「尋常性乾癬」と診断され、これがしつこいかゆみとフケの原因だったといわれ、治ることよりも付き合っていくことを薦められました。
でも、その頃、肩に落ちたフケのため、不潔な人と思われたくないので誰とも合わなくなりました。

それから主治医が変わり「もう嫌になる、白髪染めも、好きな髪形もできないのなら、このまま年を取ってしまう」と話しました。
先生は「染めてもいいよ。荒れなければめっけもんだし、悪くなったら、病院にまたくればいい」と話してくれました。
それを聞いて、私の考え方が変化し、かゆみが治まっている時を狙って髪を染めました。
染めあがって鏡を見た時、こんな嬉しい気持ちなんて久しぶりと思い、症状が軽い時には、お気に入りの化粧水、シャンプーも新商品が出たら一度は試しています。

でも、どんなによい商品でも、余って古いと感じたら捨てるようにしています。
症状の落ち着いている時にはおしゃれができると思うと、少しでもよくなっていると前向きになりました。
今は友人とコスメの話ができるようになってきて、嬉しくて人と会う抵抗感が減ってきています。