趣味、というと暇な時に何をするかという考えになりがちですが、趣味というものは、文化的に生活する上で非常に大事なものであると思います。

本を読む、映画を観る、アウトドアや何かスポーツをするなど、その幅は人によって様々でとてつもない種類の趣味が世の中には存在します。

どのような趣味を持つかは人それぞれですが、その一人一人の持つ趣味が人と人とを繋ぎ、経済を回し、世界中を繋げていくと言っても過言ではありません。

例えば漫画をひたすらに読むという一見インドアで自分の世界に浸るような趣味であっても、漫画を買うことで出版社や作家さんにお金を渡し、SNSでその漫画についての感想を呟くだけで誰かがその漫画に興味を持ち、それが次第に広がってマイナーな漫画が人気作になるなんて事例も近年稀なことではございません。

上記で述べたように趣味とは、暇な時にするものという認識だけでは収まらないものもあると思います。
趣味が高じてその道を極め、自分でお店を出したりスポーツ選手になったりするなどという事例も珍しくないと思います。

また、自分には趣味がないと思っている方もたくさんいるかもしれません。
しかし趣味とはそこまで壮大なものを思い描かなくても良いのではとも考えます。

例えば何かを食べて美味しいと思ったらその感想を呟いてみる、自分で作ってみるなど、「感じる」の次に何かしらの行動を少し起こすだけで世界は案外がらりと変わるものです。

趣味で読んでいた本で得た知識が、何かの役に立つこともあります。
趣味でしていたネットゲームで知り合って、結婚したという事例も少なからずあります。

SNSが発達した現代において、趣味を持ち、それを少しでも発信することで誰かの目に届き、巡り巡って自身の視野や世界を広げることも可能になるのではないでしょうか。

そうして得た知識や経験がビジネスにも活かされ、社会というものの循環に一役も二役も買っているのだと思うと、自分の持つ趣味が少し誇らしく思えるかもしれません。
もちろん、誰かを傷つけるようなものは趣味とは言えませんが、自分の「好き」を大事に持っているひとは素晴らしいのではないかとも考えます。

そうして趣味というものを通じて、少しずつ自分の世界を広げていけることは尊く得難い経験であると思うのです。