皆さん、今住んでいる、暮らしている社会は一体誰の手で作られてきているか考えたことがありますか?

総理大臣でしょうか?国会議員などの政治家でしょうか?はたまた天皇でしょうか?
もしそう考えている人がいたらそれは大きな間違いです。

この世の中を作っているのは、我々や皆さんといった「国民」なのです。
政治家や総理大臣というのは我々国民の声を代表して世の中を作り、動かしている人達に過ぎないのです。
このように私たち国民が意見を出し合い、その結果社会を動かす仕組みが「民主主義」と言われるものです。

しかし近年、この「民主主義」というものを正しく理解していない人達が目に余ります。
例えば「選挙で多数をを獲得したからその政党や政治家の言うことに従え」とか「選挙で決められた議会で決まった法律(条例)なんだから文句を言わず従え」というような具合です。

いくら選挙や議会があるといっても、人間のやることですから間違いが起こることもあるんです。
時の雰囲気や声の大きい人に流されることだってあるんです。
歴史を紐解けば、第2次世界大戦で大量虐殺を指導したドイツの「アドルフ・ヒットラー」も選挙と議会という「民主主義」の手段で選ばれたのです。
「民主主義」は使い方を間違えると自分たちの生活や健康、しまいには生命を奪われることがあることをしっかり知る必要があるわけですね。

ですから「民主主義」という制度には選挙で自分たちの代表者を選ぶだけでなく、その代表者が「間違った方向に」進もうとしたらそれを止めさせるさせたりすることも保証されているわけです。
もっと平たく言えば「法律(や条例)は国民の声と行動で変えることができる」というわけです。

皆さんがある法律について「これはおかしい」「間違っている」と思ったら、我慢するのではなく賛同する人達を集めて声を上げ、行動することが必要です。
時々街中で見かける「デモ行進」というものも、世界共通の民主主義社会でのれっきとした政治活動です。
他にも地元の議員度の政治家に対して「要請」することもできます。メディアに対して電話やメールなどで意見を伝えることも大事です。

皆さんも今の世の中に何かしら不満や意見があるのならば、黙って耐えているよりも「おかしい!」と声を上げることが世の中を正しく導いていくことだと思います。
そして社会的立場の上下関係なく、お互いに意見をぶつけ合える社会にすることが平和で安心して暮らせる社会を作る「基本のキ」だと私は考えるのです。