若い時は収入が少ないため、高額なお金が必要になった場合に親から援助してもらうことがあります。

親から援助してもらっても、年間110万円以内なら贈与税がかかりません。
ただし、それ以上の額になると、貰った子供が贈与税を支払わなければなりません。

そこで、いずれ親の財産は遺産として受取れるからと、贈与ではなく、親からの借金という形にする人がいます。

借金であれば当然、「借用書」を作成しなければなりません。
そして、借用書には必ず借入日や借入金額、返済期限などを記載しておくことが重要です。
いくら親子間であっても、『返せる時に返済する』などになっていると、実質的な贈与と看做され、贈与税が課されます。

なお、利息については、別に利息を0円にしても法律には違反しませんが、税務上は贈与と見做されます。
法定利率の年3%程度を支払う約束にしておいた方が無難です。

返済に関しては、借用書に記載された日に記載された金額を支払っている証拠が必要です。
ATMからの振込であれば、ATMから発行される利用明細書を保管し、ネット振込の場合は、取引記録をプリントアウトしておきます。
なお、直接手渡す場合は、必ず領収書を書いてもらいます。

ちなみに、返済金額は返済可能な金額内でなければなりません。
一般的に、年間の返済金額は年収の30%以内にします。
あまりにも、返済金額が多い場合は、返済の意思がないものと看做され、贈与の対象となります。

いくら親子間であっても、借金となれば法律に定められたルールに基づくことが絶対条件です。