皆さんにも、好きなタレントさんの1人や2人はいらっしゃると思います。
その人について、「仕事以外では普段どんな考えをもって生きているんだろう」と考えたことがありますか?
華やかな世界と言われている芸能界でも、そこで活躍しているタレントさん一人一人もそれぞれ個性をった人間です。

この前、ある若いタレントさんがブログでこういう発言をしていました。
「重大な犯罪を犯しているのに、政治家と友達だから逮捕もされないなんておかしい。しかもその「友達」と言われる政治家は法務省や検察庁の人事を自分に都合よくコントロールしようとしているのではないかという疑惑を持たれている人だというではないか」というものでした。

そのブログにはたくさんのコメントがついたのですが、その内容には「ご自分の意見を持っていて素晴らしいと思います。」とか「私もその意見に賛成です。悪人はどんな立場でも裁かれなければなりません。いつも応援しているあなたがこういう考えをもっている人で良かったす。」というような好意的な意見もありましたが、その一方で「芸能人は政治のことなんかに口出しするんじゃない。」とか「ファンだったのにこういう発言をするなんて残念です。」とかいう否定的な発言も目立ちました。

さて皆さんは、こういった意見に対しどういう風に感じましたか?
後者の考えによるならば、「自分の考えと違うからがっかり」とか「自分はこの意見が受け入れられない。ファンを辞める」と考える人もいるかもしれません。
前者の考えならば、「この人のファンで本当に良かった」とか「しっかりした考えを持っている頭のいい人なんだな。好感度が上がった」と考えるのかもしれません。

どちらにしろ、芸能人が自分の考えを公的な場で発表することは何らかのリスクが伴うのかもしれません。しかし、世界的に見れば芸能人が政治的な発言をするのは「当たり前」なのです。
アメリカではハリウッド俳優がよく選挙の応援に出ていますよね。レーガン氏のように俳優から大統領にまでなった人もいます。

ところで日本ではどうでしょうか?日本の芸能人で政治的に発言したり行動する人ってあまりいませんよね。いたとしても大ベテランの人か、何かの宗教的組織にいるような人くらいではないでしょうか?特に若いタレントさんが政治や社会にあまり発言をしているところを見たことがありません。
こういう事は私のような人間から見ればとても由々しきことだと思うんですね。

私たちは「民主主義」の社会で生きています。「民主主義」とはみんなが社会や政治に関心を持ち、みんなが力を合わせて世の中を作っていく仕組みです。
ですから一人一人の人間が社会に意見や不満があったらそれを発表できるのは当然なのです。それはどういった立場の人であっても同じです。
そのことが理解できない人達は「社会から取り残されてしまうのでは?」と考えるのは私だけでしょうか。