歳をとるにつれ、「魚や野菜を好むようになる」と言われながらも、牛や豚、鶏どれをとっても美味しい肉料理が日本人は好きです。 私も好物の肉は、煮る、焼く、炒めるといったいろいろな調理方法があることも、好まれる理由に影響しているかもしれません。

必要最小限の農薬しか使わないだけではなく、日本国有の文化でもある生で魚や卵、肉を食べているように、多くの日本の食品は安全です。
日本全国に200種類以上あるブランド牛は、各生産者団体が独自に設けている定義と、日本食肉格付協会が定めている肉質の等級によって決定します。
佐賀牛や宮崎牛は、日本食肉格付協会が定める等級の“4等級以上のみ”の定義がある一方、等級に関わらず名乗れるのは、松阪牛や但馬牛などです。

ブランド牛は、品種や血統だけではなく、各土地の特性を生かし、こだわり抜いた生産者の肥育によって、品質とブランド価値が維持されています。
そんな中、秋田県が所有する雄牛“義平福”の産子が、和牛のオリンピック「全国和牛能力共進会」において、全国第2位を獲得し注目を集めた「秋田牛」の存在を知りました。
より親しみやすく、美味しい肉を全国に伝えるため、“義平福”をモチーフにした「秋田牛」のイメージキャラクター「義平福のよっしー」も登場しています。

「米の国秋田」と言われ、新潟県、北海道に次ぐ米の生産量3位の秋田県では、米の特徴を活かしたブランド牛づくりに取り組みました。
黒毛和種である、3等級以上である、最長の飼養地が秋田県である、餌として一定量の飼料用米を与えている、これらの基準を満たした肉だけが「秋田牛」として流通しています。
米を与えられた牛肉は、悪玉コレステロールを減少させる「“オレイン酸”が増加する」というデータがあります。
“オレイン酸”によって「秋田牛」はくちどけがよく滑らかなうえ、飼料用米によって軟らかく、多汁性があり、旨味も強くなっています。

秋田牛ブランド推進協議会は、消費者が「秋田牛」を選択しやすいようにするため、秋田牛取扱店として「秋田牛が買える店」、「秋田牛が食べられる店」の登録に取り組んでいます。
現地に行かなくても、物産展やアンテナショップ、地方専門店などで全国の名物や特産品などが取り扱われています。
機会があれば、美味しい「秋田牛」の肉を思う存分味わいたいです。