健康系の機能を訴求した健康食品や飲料、サプリメント、店頭で購入できる医薬品など、健康やダイエット指向に関係した数多くの商品があります。 
また、フィットネスやマッサージ、エステなどのサービスもあります。

よく見かけ、目立つように表示された「コレステロール0(ゼロ)」に目を引かれ、「健康によさそう、太り難そう」と思い、つい買ってしまいます。 
サラダ油やオリーブオイル、ドレッシングなどに表示された「コレステロール0」には、巧妙なトリックがあります。
植物ステロールが含まれている植物油には、動物性のコレステロールがほとんど含まれていません。 
そのため、オリーブオイルやごま油は元来から「コレステロール0」です。 
また、100g中5㎎以下であれば、表示が可能なため、100g中2㎎ほどコレステロールが含まれているサラダ油も、「コレステロール0」です。

よく耳にする善玉・悪玉コレステロールは、「よい・悪いコレステロール」と思いがちですが、これらはコレステロールと結合している“リポタンパク質”という物質です。 
体内にコレステロールを運んだり、回収したりする“リポタンパク質”には、HDLやLDLなどいくつかの種類があります。 
コレステロールと結合すると、善玉のHDLコレステロールや、悪玉のLDLコレステロールになります。 
善玉のHDLコレステロールは、全身から回収したコレステロールを肝臓に戻し、肝臓で積んだコレステロールが血液に入り、悪玉のLDLによって全身に運ばれます。

コレステロールは、健康と深い関係があります。 
そのため、肉類だけではなく、魚や野菜、大豆製品を取り入れた、善玉のHDLコレステロールを上げ、悪玉のLDLコレステロールを下げるための適切な食事を心がけましょう。 
さらに、規則正しい生活や適度な運動をする習慣をつけましょう。

多くの人が、オリーブオイルやごま油にコレステロールが含まれていないことを知らず、健康によさそうなイメージがある「コレステロール0」と表示されているのでしょう。
表示に惑わされず、商品を選ぶためにも、正しい知識を持つことが必要です。