スーパーマーケットなどで、ばら売りされている果物をよく見かけます。
美味しそうな旬の果物を見ると、食卓に出したくなる私は、すぐ手に取り買ってしまうことがよくあります。
手に取って見ただけでは、果物に農薬が使われているかどうかを判断するのは不可能ですが、影響を受けやすい子供を持つ多くの親たちが、その毒性を心配しています。

そんな中、「PLUコード」という果物に貼られたシールの商品価格識別番号を見ると、農薬が使われているかどうかが一目瞭然で判断できます。
シールに記された番号のうち、3か4から始まる4桁の番号は農薬や化学肥料の使用を、9から始まる5桁の番号は有機栽培を表しています。

できれば農薬の使用は避けたいものです。
しかし、本来果物や野菜が持っていた防衛能力が、品種改良によって無くなり、病気や害虫に襲われやすくなった農作物を守り、安定供給するためにも、農薬は不可欠です。
農家では、雨や風などで剥がれ落ちないようにするため、糊の役割がある「展着剤」をつけたあと、農薬を散布しています。

残留農薬の基準が定められている日本では、売られている果物や野菜を食べても、健康面に問題が無く、あまり怖がる必要はありません。
そうは言っても、何の役割も無い残留農薬は落としたいものです。
果物や野菜についた農薬を落とす基本は、30秒以上入念に流水で洗うことです。
また、用途欄に「果物や野菜など」と書かれた食器用洗剤で洗うと、流水より効果的に農薬を落とすだけではなく、洗浄成分によって、食中毒も予防できます。

シールに記された番号に注意を払ったり、ひと手間かけたりして、農薬を取り除き、美味しい果物をいただきましょう。