先週の休日に、甥が久しぶりに我が家に遊びにきました。この甥はAKBの大ファンで、いつもスマホでAKBの動画ばかり観ているようなヤツなんですが…。

私は正直、AKBの魅力はよくわかりません。流行った歌だけ少し知ってるという程度です。
でも甥としゃべっていて、ふとAKBのことはよくわからないけど、「AKBを作った人って凄いなぁ!」と思いました。

その日は甥にさんざんAKBの話を聞かされ動画を見せられ終わりましたが、後日、AKBを世の中に生み出した秋元康さんのことを知りたいと思い、いろいろ調べてみました。秋元康さんはバブルの頃から活躍してきた方ですので、肩書もたくさんありますしエピソードも山のようにありました。

そしてたくさん調べてみた情報の中に、気持ちが凄く引かれたものがありましたので、今日はそれを紹介したいと思います。それは秋元康さんが実際におっしゃった言葉で、「僕はベストセラーを必ず読みます」というものです。

この言葉を言ったのが一般の人ならば、私は特に何も思わなかったかも知れません。でも、あの秋元康さんが「ベストセラーを必ず読む」と言ったことに驚いてしまいました。そんなに本を読む時間あるの?という素朴な驚きもありましたし、世間の誰も思いつかないような発想を持っている秋元康さんが、他の人が書いたベストセラーにそんなに注目していたなんて…ということにとても驚きました。

この秋元さんの言葉には結論といいますか、続きがありますので紹介します。
「ベストセラーには、売れた理由が必ずあるからです。そして、それは自分に無かったものが多い」…これが続きの言葉です。

この言葉は、私にとって目からうろこでした。というのも私の中ではいつも、「勝ち残るためには新しいことをしなければならない」という思いがあって、他の人がすでに生み出したものの影響なんて受けてはならないと考えていたからです。でも、天才と呼ばれる秋元康さんでさえ、ヒット商品であるベストセラーから学んでいるということを知り、目が覚める気がしました。

このことは個人にも当てはまりますが、チームや会社にも当てはまることではないかと思います。世の中ですでに売れた人たちや売れた商品から学び、秋元さんが言うように「自分に無かったもの」を補っていくことで、個人も組織もヒットメーカーになれるのだという気がしています。

新入社員の頃からよく言われてきた、「人から学べ」という言葉の意味がようやくわかりました。これからはAKBのメンバーや曲にも、もっと注目してみようと思っています。