65歳未満で発症する認知症を、「若年性認知症」と言います。
若年性認知症の方は、社会的役割が大きい世代であり、認知症になって職を失うと経済的問題が大きくなります。

また、配偶者が家庭内の多くの役割と介護を担うことが多く、身体的、精神的、経済的な介護負担が大きいと言われています。
そのため、高齢者の認知症とは違った独自の支援が必要とされています。

認知症になる可能性は誰にでもあります。
私たちと同様、認知症を患った方々の心情も様々です。
また、「認知症の本人は自覚がない」という考えも大きな間違いであり、最初に症状に気づき、誰より一番不安になって苦しむのは本人なのです。

認知症の人は理解力が落ちているものの、感情面はとても繊細です。
あたたかく見守り適切な援助を受ければ、自分でやれることも増えていくでしょう。

認知症という病気を理解して、さりげなく自然で優しいサポートを心がけましょう。

働き盛りの人が発症すれば仕事に支障が出るため、高齢者の認知症よりも経済的な困難が大きくなる可能性が大きいです。

しかも介護が必要になると配偶者も仕事どころではなくなるかもしれません。

影響の大きさを考えると、若年性認知症になった時に適切な治療を受けることはもちろん、発症前の備えも必要だと言えます。

若年性認知症になってしまっても早期発見・治療で症状を改善させたり、進行を遅らせたりすることはできます。

また、就労・就業もあきらめることはありません。
自治体のサポートを受けたり、職場の理解が得られれば可能な場合もあります。