こんな諺がどういう意味か分かりますか?
チャンスを捕らえようとするならば、チャンスに唯一生えている前髪を前から掴むしかない、というものです。
チャンスが自分の前を一旦通り過ぎてしまうと、もう掴むところが他にないチャンスは逃げ去ってしまうのです。

人は往々にして、事が過ぎ去った後に
「ああ、しまった。あれは絶好の機会だったのに。クソッ!」
と地団駄を踏みます。
それは後の祭りというヤツで、100%どうしようもありません。

小さなチャンスは何度でもやって来ます。
しかし人の人生を左右する様なビッグチャンスをいうものは、そうそう到来するものではないでしょう。
ある偉人は、どんな人の人生にもビッグチャンスが三度ある、と言っています。
そして凡人と偉人の違いは、それを捕らえるかどうかなのだと。

チャンスの前髪を掴む為に必要なものは、先ずそれがチャンスである事を見分ける目です。
日々の生活で中では様々な出来事が起こります。
その数多い出来事の中でどれがチャンスなのかを見分けなければなりません。
チャンスはしばしばピンチや嫌な事、また一見全く関係のない姿で現れます。
それを見抜く目は、いつも油断なく、同時に柔軟に物事を見る事のできる人に備わります。

次に見つけたチャンスを捕らえることのできる手も必要です。
その手は常に自らを鍛える事でしか身に付きません。
それは日々の生活や仕事を真面目に真剣に、そして地道に積み重ねる事です。
それでもチャンスは無慈悲に目の前を過ぎ去ってしまう事が多いのですから、
運というものも必要なのかもしれません。

「運が悪かったと諦めるしかないな。そのうちいい事もあるさ、ノンビリ行こう」
と凡人の私などは落ち着いてしまうから、ビッグチャンスの前髪を掴めないのかもしれません。