会社にとって、社員の皆さんが安全で、安心して働いていただくことが重要です。
皆さんが安全に働くには、一人ひとりの安全が必要不可欠です。「1人くらい」などと考えてはいけません。

例えばの話ですが、仕事中に何らかの事故により、欠員が一時的に出たとします。その場合、当然仕事は待ってはくれませんので、他の方がその穴埋めに奔走せざるを得ません。
その結果、業務時間が増え、残業や早出することになるかもしれませんし、フォローのために普段は他の仕事をしている方にお手伝い願うかもしれません。
通常の業務と並行して行うわけですから、増える仕事になれない業務に疲労は計り知れないでしょう。そうなると、業務中のみならず通勤中や帰宅後などに事故を起こしたり、過労で体調を崩す可能性が高まります。
1人の安全の欠如が、他多数の安全を奪う可能性は否めません。

別の視点で考えて見ましょう。
会社は社員の皆さんにお給料を払い働いてもらっています。お給料は労働に対する当然の対価です。これは逆に言えばお支払いしたお給料に見合うだけの労働を社員の皆さんは求められているわけです。
会社はボランティアではありませんので、常に利益を求めており、その利益によってお給料をお支払いできています。
社員の皆さんも、最初から何でもできたわけではありませんから、上司や他の社員から教育を受けて成長してきたかと思います。成長途上の社員は行える業務や技術、知識がまだ乏しいので、一人前になるまでは会社にとっては利益が少ない状態ですが、それでも戦力となるまで教育します。

つまり、社員を育てるということは、お金が掛かる。その掛けた資金の分、社員の皆さんは戦力として会社に貢献することを求められているのです。
ここで、もし育った社員の誰かが何らかの理由で休職したらどうでしょう。会社としてはせっかくお金を掛けて育てた戦力がリタイアしてしまえば、投資は無駄となり、また新たに育てなおさねばならず、増益となる未来が遠ざかります。
会社にとっては避けねばならないことであり、そのためには社員の皆さん、一人ひとりが安全で安心して働いていただくことが必要不可欠なのです。

就業中だけ気をつけていればいいわけではありません。業務中であれ、プライベートであれ、社員の皆さんが安全であることが、会社の維持へと繋がります。
皆さん、ご自分の体と心を大切にし、仕事に励むように心掛けてください。