仕事には、何事にも期限のいうものがついて回ります。私たちも毎日、期限を意識して時間に追われています。

一方で、仕事には求められる成果というものがあり、成果の伴わない仕事には意味がありません。時間制約がある中で成果を上げ、お客様の信用を得て次の仕事の受注に繋げることに集中する必要があります。

こうした厳しい仕事の環境において、ひとつ、見落とされかねないリスクがあります。安全という視点です。安全と言っても、資金面から計画、施工管理、また、お客様への納品後も安全に使用してもらうことが大切になります。先ほど納期と成果の話をしましたが、成果には安全という面が必ずついてきます。しかし、納期というものが時として安全をおろそかにしてしまう動機になるリスクになることがあるのです。

私も若いとき、お客様への納品期限がギリギリになり、期限の日に慌てて車を走らせた結果、交通事故を起こしてしまい、結局、私が届けることができませんでした。幸い、交通事故の報告を受けた上司がすぐにお客様に連絡をとって事情を説明して、代替品を社内で至急に手配をして届けてくれましたので、お客様へのご迷惑が最小限にすみました。

その時、上司から「いくら急いでも目的地に着かなければ、仕事にはならない。安全を意識しながら仕事の計画を立てて時間管理をしないといけない。」と教えてもらい、それからは必ず余裕を持った計画と点検を心がけるろうにしています。

今は交通事故という点で自分の失敗を話しましたが、安全というものは、様々な面で顔を出しています。安全をおろそかにするというのは、画竜点睛を欠く、という昔の言葉がピッタリと当てはまります。安全が成果に直結すると思って仕事に邁進しましょう。