コピー用紙で手を切ってしまったという経験があります。何気なく手に持っているだけなのに、ほんの少し角度が変わっただけで、びっくりするほど鋭利なものに変わってしまいます。これはちょっとした事故です。

いつも何気ない会話をしている同僚に冗談のつもりで言った一言が原因で関係が少しこじれてしまった。これも立派な事故です。もし同僚が怒ってないよと言ったとしても、発してしまった言葉は戻りません。

では、メールや書類など、あとで編集できるツールなら安全に会話ができるのか?答えはノーです。
自分の手元にあるなら、いくらでも書き直したり編集ができます。しかし、送信ボタンを押してしまった、印刷してしまった。漢字が違っていた、言葉遣いを間違えたままだった、これは事故になってしまいます。

では、この事故を防ぐにはどうしたらよいのでしょう。

私は一拍置くことをお勧めします。ほんの少しの間(ま)ですが、冷静になることができます。
先ほどの同僚との会話でも、楽しい話をしていたとしても興奮しているので、判断より早く言葉が口からでてしまっています。そういう時こそ安全策をとって、ここでこの冗談を言っていいのかな、と立ち止まってみましょう。

メールや書類を書いた時もエンターキーを押す前に、一旦冷静になりましょう。作業が終わったタイミングは安心感や達成感から注意が散漫になりやすいものです。

ちいさな安全が大きな事故を防ぎます。今日も一日、安全に過ごしましょう。