大学受験において確実かつ安全に合格できる受験校のことをすべりとでめという表現を使ってあらわすことがあります。予備校などがやっている模擬試験では志望校判定なるものがあり、上からA、B、C、D、E判定が出ます。それに受験科目が足りない場合にもう一つありますが、ここでは割愛します。

第一志望の学校の模擬試験でA判定が出ればうれしいですし、B判定が出でてもまあいいですし、C判定が出てしまうと相当頑張ろうという気になりますし、D判定が出ると志望校を変更しようかなという気になってしまいます。

ただ、模擬試験の成績でC判定が出れば試験で合格する確率は50%なのでその学校に行きたくてその学校の過去問題を解いてその大学の出す入試問題を研究し、合格回答を独自に作成できる能力を身につけておけば実は模擬試験でC判定が出るくらいならば実は安全だといえるのです。

もちろん、12月にある最後の記述模試でE判定を出していたのならば、おそらく合格は難しいですが、私立文系ならばここの模擬試験の判定がD判定でも合格できる学力をつけることは不可能ではないのです。

大学入試、特に私立文系の大学入試というのは基本事項の暗記とそれを使った訓練をするだけで世間では難関私立大学といわれている大学でも合格できるのです。しかし、多くの受験生は自分の頭で考えることを放棄して、暗記ばかりに走り、最後は暗記だけで合格できるような私立大学に進学しているのです。

ですから、私立大学を受験する生徒は暗記ばかりに走るのではなく、自分の頭で考える習慣をつけ、それで安全に難関大学に合格して欲しいと私は考えています。