皆さんは、「クラーク博士」をご存知でしょうか?
1876年に「札幌農学校」を開校して初代教頭を務めた、アメリカ出身の教育者です。
彼は日本の教育史上、おそらく最も有名な言葉を残しています。

『少年よ大志を抱け』

彼の名前は知らないけどこの言葉は知っている、という人も多いのではないでしょうか。
何やら雄大で力強い言葉のように思えるでしょうが、実はこれ、本来の意味合いとは少し違った誤訳なんです。

作家の清水義範氏によると、クラーク博士はこの言葉を『若いうちはクヨクヨするな!』程度の軽いニュアンスで用いたのだそうです。
それが長年の時を経て『少年よ大志を抱け』になるのですから、簡単な言葉を大袈裟に解釈して名言化してしまう日本人の理解力には、色んな意味で感心させられるエピソードですよね。(*この部分は多少茶化して笑いを誘うように。序盤のつかみに該当します)

さて、当社にも若い社員の方が大勢いますが、皆さんはどんな夢や目標をもって普段の仕事に励んでいるでしょうか?
年収一千万円?あるいは、六本木のタワーマンションで悠々自適の生活?もちろん未来の課長や部長、社長への出世を目指して頑張るのも素敵ですよね。
ですが、いきなり大きな目標をドーン!とひとつ掲げてしまうと、あまりの大変さにモチベーションが続かなくなったりします。
高い建物の屋上にたどりつくためには、階段を登りながら1階ずつ着実に上を目指していきますよね?
…エレベーターはさておいて(笑)

仕事の目標も同じようなもので、ゴールまで一気に登りつめることを考えてしまうと、とんでもなく難しいことのように見えてしまいます。
または、功を焦って大きなミスをやらかすことにも繋がります。
そこでまずはゴール地点から逆算して、そこに近づくための細かいステップを何段階か設定してみるのが長続きの秘訣です。
例えば年収一千万円なら、まずは300万⇒次に600万⇒そしていつかは一千万円に到達…という感じで。
社長になるのが目標であれば、まずは小さなプロジェクトのチームリーダー⇒次は課長⇒さらに部長⇒専務や常務⇒そして社長…といった具合です。

【管理職用の締め言葉】目の前にある小さなステップを一つひとつ確実にこなしながら、いつかは大きな目標を達成できるような人材に育ってくれることを期待します。
【新人・若手社員用の締め言葉】目の前に与えられた課題を一つひとつ確実にこなしながら、いつかは〇〇(役職や年収などの目標)
にふさわしい人材となれるよう切磋琢磨していきます。

**本文終了、以下編集注**
口述用の文章であることを考慮し、正式な文法やライティングのレギュレーションを意図的に外している箇所があります。